はじめて乳がん検診を受けたときの話③

ブログ更新が、、、1カ月ぶり。


へんな所で話が止まっていました。ごめんなさい。

手術待ちの期間、イイことなんて何もないな。
って落ちてたと思う時間の過ごし方をしていました。

20代半ばの私は、まだまだ甘ちゃんで、自分のことしか考えられなくて、
周りの人がこれから結婚したり、家庭を持ったり、子育てしていくこと全部できなくなるんだなーって腐りきっていました。

手術は日帰りだったので、母に付き添ってもらいました。
緑っぽい手術着?で
冷たい台の上に自分で上がって、
麻酔を打たれて、
胸に感覚がないことを確かめて。
わたしには比較的穏やかなお医者さんが、看護師の方には
ピリッとした雰囲気の口調で
「・・・こわっ」っと思ったりしながら時は流れていきました。


胸にはガーゼがあてられて、痛い記憶も特にありません。



そして、数日後。
父は会社を休んで、
母は菓子折りを用意して、(これから治療お世話になります、の意味の菓子)
私と3人で結果を聞きに行きました。







「癌じゃなかったですね」

診察室に入ると、先生は開口一番そう言いました。

「このしこりは、癌じゃないです、よかったですね」






足腰のチカラが抜けて、ふらふらになった私たち。


私の「ケロイド体質」が、おそらく昔転んだ時に胸を強く打って、
胸の中に硬いしこりになったのだろう。との見解でした。


病院の帰りは、めっちゃ豪華なランチをしよう、と約束していたのに
家に帰ってありあわせのご飯と、納豆と、残りの漬物を食べました。

ご飯の味を久しぶりに感じました。

つづく。

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