結局、わたしは癌ではありませんでした。 それでも、「あーよかった」っていう単純な話ではなくて。 色々考えるきっかけになったと思います。 当時の会社の同僚は、 私の身から溢れ出るおどろおどろしい暗いオーラで隠しておけるわけもなく 癌疑惑の間ずっと支えてくれました。 そして、結果を知って、泣きながら喜んでくれました。 休日に先輩のお家でお祝いまでしてもらいました。 めっちゃ手の込んだ本ももらったし、あんみつもおいしくて泣けました。 家族は、友人のようにあからさまに気持ちを表現しないタイプなので、 スンっと日常に戻っていきました。 それでも、母が「おとうさん、泣いてたよ」とこっそり教えてくれたけど。 病気になったわけではなかったのに、すっかり心が弱ってしまう。 病気じゃないのに負けちゃってたわたし。 その負のオーラで回りも悲しませてたわたし。 病気=悪者 っていう固定概念なんやなーと。 いっぱい考えたけど、結局よくわかっていません。 「何かが見つかるのが怖いから検診しない」っていう意見はあるけど、これには同意できないわたしです。 病気=不幸 って決めつけなくていい。 健康=しあわせかは、わからないけど、 健康=ありがたい。とは思います。 健康に気を付けていたって病気になる。 だからこそ、早期発見、早期治療がよいわ~ どんなにめんどくさくても健康診断は受けています。 自分の為より、大切の誰かのため、のほうが行動力が出ませんか? 娘と、夫のために健康でいたいから、今年も健康診断を受けてます。 優先順位の問題に置き換えると、本当に自分の大切なものが見えてくるような気がします。 あなたはどうですか? さあ、これで、乳がん検診を受けたときの話はおしまいです。 次回は、我が家の夏のボーナスの使い道の話~ いつになるかわからんげど、冬までには書くぞ。
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